また、いつか
今日は高校で特に仲が良かった3人で、名古屋市科学館に行ってきた。
春になるとひとりは東京へ行ってしまうし、もうひとりも家が離れてるためになかなか会いにくくなってしまう。
次、いつ会えるのか分からない。
『GWに会いたいね』なんて言ってたけど、もしかしたら2度と会えないかもしれない。
その割には最後の遊びはいつも通りの落ち着いたテンションで、別れもあっさりしたものだった。
友達とはそんなものであると思う。
私はもともとあまり友達が多い方ではなかったため、昔から仲良くなった子に執着してしまう面倒くさいタイプの人間だ。
それにも関わらず、中学卒業後と同様に、しばらく会わない期間が続くと繋がりが途切れてしまうことが多い。
これは遺伝なのだろうか、父母も学生時代に付き合いのあった人と今も連絡を取り合っているという話を聞いたことがない。
父はよく言う。 『社会人になると仕事が忙しくて友達と遊んでる暇なんてなくなるから。今仲良くても友達なんていらなくなるよ。』
母はよく言う。 『家庭をもつとお互い気を使って疎遠になっていく。』
結局人との繋がりは、変わっていくものなのだ。(家族は別として)
でも、それは悲しいことではない。
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花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる 嵐吹く風に打たれても 止まない雨はないはずと
桜/コブクロ*
繋がりはなくとも、彼女たちと過ごした思い出が自分を作る要素として、生き続けるからだ。
お互いを支え合って過ごした3年間、とても楽しかった。ありがとう。
これからは、自分の夢に向かって頑張っていこう。うん、頑張れ。