漫画みたいなホントの話。
それは本当に漫画の中にいるみたいだった。
※初恋の話とその後についてなので、完全自己満ですごめんなさい
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私の初恋は小学6年生の夏。
相手は幼稚園の中学年の時から一緒にピアノを習っていた男の子(O君)でした。
はじめは恋愛感情とか全くなかった。
むしろ私のおかっぱを『マッシュルーム!!』ってバカにしてくるし、塾通いで頭良いのも正直うざかったし、ライバルみたいな関係だった。
だけど、たまたま二人で生徒会をやることになってから同じ時間を過ごすことが多くなり、いまま意地悪だと思ってただけの奴の優しいギャップに惹かれ、好きになってしまった。
好きになった瞬間を覚えていないのまじで悔しい笑
そうだ、私がとても悲しい思いをして泣いてた時に、ハンカチ渡してくれたよね。
ひとつだけ覚えてる、優しいなって思った瞬間。(こんなん書いちゃうのキモイね、自分でも思うわ。笑)
だけど、卒業すると同時にO君は私立の中学にいってしまったので、臆病な私は思いを伝えることもなくお別れしてしまいました。
それから中学と高校の6年間、恋をすることはあったけど、ずっとO君のことは頭から離れなかったなぁ。
一概に好きな気持ちが消せないとか、そういうわけでもなくて。
ただただ、『元気でやってるかな。もう2度と会うことはないだろうけど、がんばれ、がんばれ』って応援してる感じ。
そんなこんなで6年間(雑)、無事に高校卒業して、この春地元の大学生になりました。
彼氏いない歴=年齢、このままじゃダメやん、過去のことは振り切ってエンジョイするぞ~なんてありえもしない期待を胸に抱きながら参加した入学式。
会場の入口で見つけてしまったんです、彼を。
列待ちでボーッとしてた時にたまたま目に入った男の人。
目が大きくて、綺麗だな、まっすぐで好きな目してるなって眺めてた人がまさかのO君でした。
小学生の頃はぽっちゃりしてたのに、こんなにスラッとしちゃって。
でも、あのキラキラした瞳は変わってなかったんだね。
さっきも書いたように、O君は私立中学に行くほど頭が良いから、きっと大学は遠くになるんだろうな、成人式もきっと来ないから二度と会えないだろうなって思ってた。だから余計にびっくりしたよね。
あの瞬間、O君のまわりが漫画で使われるトーンみたいにキラキラして見えたなあ。
これは、、運命なのかな、なんて(いい加減にしろ)
やっぱり私は臆病で勇気が出なくて、声はかけられませんでした。
あとから偶然分かったのは、O君は医学部に入ったってこと。
凄いね、お医者さんになりたいんだね。
夢への第一歩を踏み出したんだね。
お互い合格できて良かったね。
私の学部棟と医学棟はめちゃくちゃ遠くて、次いつ会えるのか分からないくらいだなぁ。あの時、声かけておけば良かった。
きっと6年も会ってなかったから、私が好きだった小学生のO君のままでいるなんてことはありえないけれど、
あの優しいまっすぐな瞳は変わってないんだな、自分の夢に向かって頑張ってるんだなって知ることができて良かった。
もう一度あのころのように仲良くしてくれなんて思わないし、上手く結ばれて玉の輿♡なんてことは言わない。
けれど、一回は「久しぶり」って声かけさせてね、懐かしい話させてね。
最後に、あなたは間違いなく私の初恋です。
堂々と言える、一緒に過ごした時間は私の大切な思い出だよ。
これからも優しいあなたが、夢を叶えて、素敵な人と出会って、素晴らしい人生を送れますように。
私も頑張ろう。
嬉しかったから書いちゃう。
今日は離任式に行ってきた。
高校3年間、好きな人は出来ず、好かれることもなく、青春って何だっけくそくらえと思うほど何もなかった。まあ自分に魅力がないことも重々承知はしている(笑)
しかし、顧問の先生が学校一と称されるほどのイケメンだったのは唯一良かったな~と思っている(は)
30代半ばの岡田将生と氷川きよしを足して2で割ったイケメンっぷりの上に、3人の子持ちでイクメンというパーフェクトぶり。はぁ、素晴らしい←
顧問ではあるももの、私がひとりで廊下の机で受験勉強をしているのを見かけると、毎回『頑張れよ』と応援して下さった。 先生としてもとても優しくて大好きな人だった。
そんな先生に最後の挨拶に行ってきた。
色んな感謝を伝えたところ、『こちらこそありがとう。』と、先生が自分から握手を求めてくれた。
久しぶりに誰かと握手した。 しかも相手が大好きな先生だったから本当に嬉しかった。
高校3年間、何もなかったけど全て報われた感じがした(それは大袈裟だろ)。
もう先生と会うことはないだろう。
せっかく応援して下さった志望校に無事に受かることができたので、受かったからには振り返らずに前を向いて、新しい生活を頑張っていこうと思う。
はぁ~大学生活は色んな意味でリア充したいな。頑張ろう。
また、いつか
今日は高校で特に仲が良かった3人で、名古屋市科学館に行ってきた。
春になるとひとりは東京へ行ってしまうし、もうひとりも家が離れてるためになかなか会いにくくなってしまう。
次、いつ会えるのか分からない。
『GWに会いたいね』なんて言ってたけど、もしかしたら2度と会えないかもしれない。
その割には最後の遊びはいつも通りの落ち着いたテンションで、別れもあっさりしたものだった。
友達とはそんなものであると思う。
私はもともとあまり友達が多い方ではなかったため、昔から仲良くなった子に執着してしまう面倒くさいタイプの人間だ。
それにも関わらず、中学卒業後と同様に、しばらく会わない期間が続くと繋がりが途切れてしまうことが多い。
これは遺伝なのだろうか、父母も学生時代に付き合いのあった人と今も連絡を取り合っているという話を聞いたことがない。
父はよく言う。 『社会人になると仕事が忙しくて友達と遊んでる暇なんてなくなるから。今仲良くても友達なんていらなくなるよ。』
母はよく言う。 『家庭をもつとお互い気を使って疎遠になっていく。』
結局人との繋がりは、変わっていくものなのだ。(家族は別として)
でも、それは悲しいことではない。
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花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる 嵐吹く風に打たれても 止まない雨はないはずと
桜/コブクロ*
繋がりはなくとも、彼女たちと過ごした思い出が自分を作る要素として、生き続けるからだ。
お互いを支え合って過ごした3年間、とても楽しかった。ありがとう。
これからは、自分の夢に向かって頑張っていこう。うん、頑張れ。